熱設計完全制覇に関する質問
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P78   3.8.4 流体抵抗の合成

 <並列則> 1/R = 1/√R1+1/√R2+1/√R3+…+1/√Rn

(3.63)

上記式の左辺には√が付くのではないでしょうか?

ご指摘の通りです。左辺の分母には√が必要です。正しくは

 1/√R = 1/√R1+1/√R2+1/√R3+…+1/√Rn

となります。  

訂正

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P251 Acを求める式が下式のようになっていますが、分子の+はーの間違いではないでしょうか?この計算式だと図10.1のグラフにならないようです。

 

  

ご指摘の通り、この式は誤植です。

下式が正しい式です。

 

  

質問

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p305で、部品2と筐体の間にTIMを試用した場合の熱抵抗を 厚み/(接触面積×TIM熱伝導率) で算出されていますが、これはTIM自体の熱抵抗のみ、ではないでしょうか。

p235に、TIMを使用した場合のトータル熱抵抗は2つの接触熱抵抗とTIM自体の熱伝導抵抗の合成(直列なので総和?) と記載されているため、少し混乱しております。

TIMには高硬度シートと低硬度シートがあり、高硬度シートでは接触熱抵抗 が大きいため、熱伝導率から計算した熱抵抗どおりにはなりません。

一方、低硬度(AskerC硬度で40以下)や超低硬度((AskerC硬度で一桁)は 接触熱抵抗が小さく、R=厚み/(断面積×熱伝導率)の計算でほぼ予測できます。 これは図9.9で高硬度熱伝導シートAは、厚み/(断面積×熱伝導率)ので予測値と 全く合わないものの、低硬度の熱伝導シートBは、厚み/(断面積×熱伝導率) で予測できていることから、わかります。

P305のTIMは「低硬度TIMを20〜30%圧縮して・・」とあるように低硬度シートを 想定しており、熱伝導熱抵抗=接触熱抵抗としています。  

 


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